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年間行事

4月
- 入園式 進級式
- 個人面談
- 身体測定
- 全体集会(対面式)
- 誕生日会
- 英語に親しむ活動
5月
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- 節句
- 親子遠足
- 参観日(母の日)
- 母の会総会
- 内科・歯科検診
- 誕生日会
- 英語に親しむ活動
- 全体集会(歌に親しむ)
6月
- プール開き
- 参観日(父の日)
- 誕生日会
- 全体集会(歌に親しむ)
- 英語に親しむ活動
7月
- 七夕祭り
- 参観日 年少(プール遊び) 年中・年長(英語に親しむ活動)
- 避難訓練
- 誕生日会
- 英語に親しむ活動
- 全体集会(歌に親しむ)
- 1学期終了式 懇談会
8月
- 夏期保育
- 最終日(夏祭り)
- 誕生日会
- 全体集会
9月

- 2学期始業式
- 身体測定
- 梨狩り遠足
- 敬老の日(手紙を書く)
- 誕生日会
- 全体集会(歌に親しむ)
- 英語に親しむ活動
10月
- 運動会
- 参観日
- 科学博物館見学(年長クラスごとに上野へ)
- 誕生日会
- 英語に親しむ活動
- 全体集会(歌に親しむ)
- ハロウイーン
11月

- 園外保育
- 社会見学(年中)
- 誕生日会
- 英語に親しむ活動
- 全体集会(歌に親しむ)
- 卒園児記念撮影
12月
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- 避難訓練
- 表現発表会
- 誕生日会
- 英語に親しむ活動
- 全体集会(歌に親しむ)
- 2学期終了式
- 懇談会
1月
- 3学期始業式
- 身体測定
- こま大会
- 誕生日会
- 英語に親しむ活動
- 全体集会(歌に親しむ)
2月
- 節分
- サッカー大会(年長)
- 造形展
- 卒園遠足(上野動物園)
- 誕生日会
- 英語に親しむ活動
- 全体集会(歌に親しむ)
3月
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- ひな祭り
- 避難訓練
- 誕生日会
- 英語に親しむ活動
- 全体集会(お別れ会)
- 卒園式 謝恩会
- 3学期終了式
行事は本来、幼児の生活に変化と潤いを与えるものと言われています。したがって行事を行う際、幼児に余り負担にならないように、幼児の生活の流れや興味関心に沿いながら、適切に行っています。
毎月お誕生会があり、全園児がその月に生まれたおともだちを祝います。
また、全体集会を行い、歌、ダンス、ゲームなどを楽しむことによって異年齢の関わり合いを深めています。
英語に親しむ活動は、年少は3学期から、年中と年長は4月からクラスごとに週1回30分の活動を行っています。
また、全体集会を行い、歌、ダンス、ゲームなどを楽しむことによって異年齢の関わり合いを深めています。
英語に親しむ活動は、年少は3学期から、年中と年長は4月からクラスごとに週1回30分の活動を行っています。
子どもたちはどんな活動をしているの?
4月~6月 入園・進級式から一段と成長する子どもたち
4月の入園式、進級式では、お友達も先生も、そして保護者の方々も少し緊張したと思います。でも、5月、半ばにもなると、子どもたちは幼稚園の生活に慣れ、好きな遊びを見つけていかれるようになります。3歳のお友だちは徐々に一人で着替えられるようになりました。年中児や年長児は、3歳児が困っていると優しく話しかけたり着替えを手伝ってくれました。その姿が微笑ましく、また温かさに満ちていて、子どもたちの成長を感じました。
4月~7月 全学年が集うホールでの楽しみ
4月から、全学年が集う全体集会やお誕生日会などを行ってきました。季節の歌に親しみ、クイズや絵本の読み聞かせ、ダンス、手遊びなど楽しい体験をたくさんしました。さらに、先生たちの行う劇を熱心に見て刺激を受けたり、クラス毎のダンスやリズム楽器を使った発表では、ほどよい緊張感と達成感を味わったようです。短時間ですが、発表にあたり事前に皆で考えたり練習します。当日の子どもたちは他のクラスの発表を食い入るように見つめ、驚いたり笑ったり実に楽しそうです。発表し合うことが刺激になり、2学期にはまた新たな表現が生まれることでしょう。
昆虫観察から科学する目を養う
4月~翌年3月
1年を通じて 豊かな自然環境がある園庭
園庭には、柿、栗、ざくろ、梅、あんず、びわ、イチ、ジク、さくらんぼ、アゲハチョウが好むみかんやグレープフルーツなどの果樹の他に、木の実をつけるコナラ、アオスジアゲハが卵を産むクスノキ等があります。園庭の周囲は低木が連なり、その下の草むらはカマキリ、ショウリョウバッタ、テントウムシ、トンボのよい住みかとなっています。春から秋にかけては季節の花々が次々に咲き、多種多様のチョウや昆虫が訪れます。
あれは何の虫?何を食べるの?好奇心でいっぱいの子どもたち
子どもたちは毎日のように昆虫探しをしたり飼育をして楽しみます。クラスのテーブルや棚には虫かご やビンが置かれ、その傍らには、ダンゴムシ、アリアゲハチョウ、テントウムシ等の昆虫に関する本 や図鑑が置いてあり、子どもの好奇心をかきたてます。必然的に友だち同士で昆虫に関しての会話が多くなり、1学期を終了する頃には語彙がとても増えていることに気がつきます。また、人との関わり合いで知ることの喜びを体感すると、知的好奇心や探求心がごく自然に芽生えていくのが見てとれます。
4月~5月はダンゴムシを夢中になって集める姿が見られ、指で触れて「丸くなっちゃったよ。」「何を食べるのかな?」と探求心旺盛な会話がいたるところで聞かれました。給食で時々供されるゼリーの小さな容器は、ダンゴムシを入れるのにぴったりでよく活用しています。「ダンゴムシはどこにいるの」「草のところだよ。」「先生、プランターをどかして。」にぎやかな会話が飛び交います。新しい環境に慣れる4月や5月には、共通の関心事の虫探しで仲間意識が芽生えていく光景も多く見られます。
「静の庭」でブットレアが大きく育つころ、白い小さな花にはたくさんの昆虫がやってきます。子どもたちは補虫網を持って虫取りに夢中です。いろいろな種類のチョウがやってくることに気がついて先生に伝えたり、ミニ図鑑を携帯して虫について調べる等、昆虫に対する興味関心は一層高まっていきます。
ある日、一人の子どもがアゲハチョウの小さな幼虫を見つけると青虫の飼育が始まりました。園庭のみかんの木から新鮮な葉を取ってきては、虫かごのオアシスにさす日々が続きました。やがてさなぎから無事に羽化したアゲハチョウを皆で青い空に向かって放ち、「元気でね」と見送る姿が見られるようになりました。
アゲハチョウの羽ばたく姿に興味をもったので他の虫のことも知りたくなり、DVDで観賞することになりました。カブトムシやいろいろな虫が羽ばたく様子をスローモーションで撮影した作品を見せると、子どもの目は画面にくぎ付けになりました。昆虫の世界が一気に広がりを見せた瞬間です。虫の話で盛り上がる子どもたちや先生たち。この空気が幼稚園に満ちてくると、子どもたちの他の遊びも広がり、深まりを見せていきます。


幼稚園での体験が育む創造性と考える力
4月~7月
自分の手で物を創る面白さ
新聞紙1枚から遊び道具を生み出す指先を駆使しながら「どうやったらうまくいくのかな」試行錯誤しながらやっています。自分で作ったという喜びは本当に大きなもの。ブレスレット、髪飾り、ネックレス、ブローチ、アイスクリーム、キャンディ、新聞剣、全部お気に入りの物です。「先生、見て!」と言う子どもの声に、あるいは降園時に自分の作品をしっかり握りしめて帰る子どもたちの表情にそれが見てとれます。
お買い物ごっこ
・お店屋さんを開いて品物を媒介に友だちとやり取りする楽しい体験・いろいろな素材を使って商品を作る楽しみ
品物の製作に必要な物は、色画用紙、ビーズ、色紙、ストロー、紙コップ、牛乳パック、色テープ、空き箱、プラスチック容器、段ボール箱など生活の中にあるもの。お気に入りのアクセアサリーや食べ物をたくさん作って楽しむと、やがてお店屋さんごっこが始まります。招待券やお金を作ったり、レジも作ります。子どもたちは、こうした活動の中で文字や数字に関心をもち、必要に応じて使うようになります。子どもは面白いと感じると自ら考え動き、自分のアイデアを現実のものにしようとします。看板を作りメッセージを書いたり、商品の並べ方を工夫したり自分たちでできることを夢中になって行っています。
作った招待券を他のクラスに出向いて配布し宣伝をする、お店設定後の役割分担などを決める等、生き生きと活動する様子を見るのは楽しいです。
小グループで始まった遊びがやがて協同して行う活動に発展する時、子どもたち同士のコミュニケーションは活発になります。互いに自分の思いを伝え合い、時には調整する必要があることを体験していきます。正にこうした活動こそがアクティブラーニングであり、次世代の子どもたちが身に付ける必要がある要素ではないかと考えます。
6~7月 雨降りが続く日々
積み木で遊ぶ子どもたち
雨降りで外に出られない日は、主活動が始まる前後に園舎内でいろいろな遊びが繰り広げられます。 絵を描く、かるた、パズル、色水遊び、折り紙、ブロック、ダンスマット運動などです。積み木は常にホールに用意されているのですぐ手に取って使えます。塔のように高く積み重ねたり、電車の線路に見立てて遊ぶ、動物園を作って動物のフィギャーを置く、お気に入りの家を作るために小さな積み木を椅子やテーブルに見立てるなど、よく考えて制作しています。1人で取り組む子、2~3人で一緒に遊ぶ子、時によって異なりますが、皆、それぞれの遊び方や思いがあることがわかります。近くで遊んでいた子が集まって大きな物体を作り上げることもあります。
7月夏祭りーオブジェを制作(年長)
熱帯の島や植物、動物、昆虫を色で表現する
長いダンボールの箱がホールに広げられ活動が始まりました。1学期の間、子どもたちは昆虫に大変興味をもちましたので、最初のオブジェは昆虫となりました。大胆に描く子、繊細なタッチで描く子、自分の描いた絵の周りに名前を書いている子、多様な表現が見られます。昆虫図鑑で虫の色を調べてマーカーで塗る子どもたちもいれば、自分の好みの色で塗る子どももいました。
途中から年中児が加わる
年長児の活動を少し離れた所から見ていた年中児もやってきて色塗りに加わりました。次のオブジェのテーマは熱帯にいる鳥や植物で、年中児、年長児とも絵の具で塗り始めました。先生が絵を描き足すと子どもたちの視線は一斉に先生の手の動きに注がれます。「どうやって描くのだろう」と興味しんしんです。三番目のテーマは、キリン、サイ、ゾウ、ヘビ等動物でした。自由に彩色できるので、誰がどの部分を塗るか話しあって熱心に取り組んでいました。


子どもが表現する喜びを大切に!
絵を描いたり、制作する活動は、子どもの自己表現そのものです。その時点での子どもの思いや感じ方、意欲を一番大切にしたいと考えています。クレヨンや絵の具の使い方を伝え、子どもと一緒に楽しんで活動する中で、子どもが表現する喜びを味わえるように援助しています。
形にとらわれ過ぎず、色彩で表現する楽しさを味わうことを大切にしています
絵を描くとき、子どもたちは、いつもクレヨンやマーカー、絵の具、年長になると鉛筆も使います。自由に思ったように絵を描いてほしいと願いますが、形を描くことにとらわれ過ぎると、子どもの活動がうまく発展していかない場合が多々あります。ところが、視点を変えて、絵の具やクレヨンで色彩を楽しむ活動を中心に据えると子どもたちは、積極的に活動に取り組みます。色の組合わせ、重なり、バランス、濃淡が生み出す不思議な美しさを味わい、豊かな色彩の世界で遊びだします。時が経っても子どもたちの作品は、瑞々しさを失わずいつも新鮮です。
色を楽しむことから、徐々に物を観察して描く活動にも興味を示すようになります
クレヨンだけで、クレヨンと絵の具を組み合わせて、あるいは絵の具のみ等、活動によって使い分けますが、色彩で表現する面白さを知った子どもたちは、やがて物を観察して描く活動にも興味を示すようになります。年長児になると、果物や花、昆虫、動物、人物などを描くようになります。パイナップルやヤツデの葉を鉛筆で描いた作品を見ると、子どもの熱心さが伝わってくると同時に、子どもの物の見方に気づかされ新鮮な感動をおぼえます。
何をどのように描くかは、子どもの遊びから見出していくことが基本
子どもたちが「面白そう!」と興味をいだき心寄せるやり方を子どもの遊びから見出していくことが大事ではないかと思います。そうすることで自ずとどのような方法と手順で活動を行うのがよいか見えてきます。それが、「やってみよう!」と言う子どもの意欲や態度を引き出すことに繋がるのではないかと考えています。「やってみたら面白かった!」「先生、もう1回やろうよ!」という子どもの声を聞くときほど嬉しいことはありません。繰り返し行うことで子どもたちが成功体験を積み重ねていくのを援助するのが私たちの役割であると考えています。